株式を相続するときのポイント

株式は遺産相続時の財産としてはよく知られたものであり、相続する可能性の高い財産のひとつですが、うまく分割するためにはどのような点がポイントになるのでしょうか?
株式は現金のように均等な分け方をするとなるとまず売却しなければなりませんので、一旦相続してから売却してという流れになるため、時間もかかりますし現実的ではありません。
したがって遺産分割協議を行う際に誰が相続人になるのか決めるのが普通で、その後各相続人が個々に名義変更を行います。

ただどの株式を相続するかをめぐってトラブルになることも多いですから、その点は注意しなければなりません。
この場合、株式以外の財産も含めて平等に分配できるよう協議するのがポイントになりますが、そのためには各財産の価値を明確にする必要があります。
株式の評価を確認するためには証券会社や信託銀行など株券を発行している会社が管理を委託しているところへ問い合わせてください。
これは遺産分割協議を行う前にやっておくのが一般的で、株式以外にも不動産などの財産がある場合はそれらの評価も専門家へしてもらいましょう。
そしてすべての財産の評価が分かった段階で遺産分割協議をはじめると比較的スムーズに決められると思います。

一番良くないのは早とちりで遺産の取り合いしてしまうケースで、これは遺産相続について知識がない人たちによく見られます。
現在日本では遺産相続のトラブルの割合がだいたい70%前後だと言われており、予想以上に多いと考えられています。
実際に遺産相続=トラブルが起こりやすいと考えている人も非常に多いですし、トラブルのほとんどは遺産相続について正しい知識を持っていないことが原因なのです。
つまり遺産相続の正しい知識を遺産分割協議に参加する人全員が持っていればトラブルも起こりにくくなるので、もしたくさんの株式あるいは財産がある場合は詳しい専門家に間に入ってもらうのもいいかもしれません。